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Happy Valley

Happy Valley

Happy Valley [Series 1 (2014) & Series 2 (2016)]

シリーズ1の一話目にもうどうにもならない色んな事があり過ぎて、気絶しそうになる位精神不安定になったので「もうこれは流石に見続けられない怖過ぎてあわわわわ」となったけど、回が増す毎に慣れてきたのでなんとか最終話まで観られました。つーかむしろ結果を知らないまま中途半端で日々を過ごしたく無く一気観。

一番目を引くのは矢張り「グランチェスター」のシドニー・チェンバースやら「戦争と平和」のアンドレイ公爵と言った今まで観てきた役から「育ちの良いおぼっちゃまで、完璧を少々通り越してから回りしている感もある真面目な優等生」のイメージが強かったJames Nortonで、今回はそんなイメージを一蹴してしまったまさかのどうしようもなくろくでもないチンピラ悪党役。

シリーズ1の逃亡の際、たまたまバス停に居た青年の格好に変装するんだけど(また伊達眼鏡にニット帽と言う組み合わせで大変可愛いので困った物である)、本屋から出てきた時に手にしていたトルストイの「戦争と平和」の選択が逃亡している割に本があまりにデカ過ぎでは?(大きい辞書位のサイズ)と少々不自然な感じがした。これはBBC版「戦争と平和」にプリンスアンドレイとして出演すると暗示しているのだろうかと疑ってしまう程(←そんな事を疑うのはお前しかいない)。

そして、James Nortonがシリーズ一番の悪党なんだけど、シーズン毎に真っ当に生きてきたのにちょっと魔が差したせいででとんでもない窮地に追い込まれるごく普通っぽいのに変過ぎるおっさんも登場して、やる事成す事全部間違った方向に行き四面楚歌、階段の最上段から突き飛ばされた様な急転落っぷりが凄い。シリーズ1では「リーグオブジェントルメン」の一人で「ホワイトチャペル」でもおなじみの Steve Pemberton、シリーズ2では「ダウントン・アビー」のモールズリーことKevin Doyleと言う、よりによって見た目は地味だけど強烈にクセが強い俳優がそれぞれ悲惨な目に。二人のした事はモラル的にも許されない行為なので結末に同情はしないけどもタイミングや運が悪かったのもあるよねぇ、とは思う。

 主人公の一筋縄ではいかないとんでもおばはんとトミーの対決もまだまだ終着していないしシリーズ3も予定されているみたいだけど、James Nortonが売れっ子過ぎて果たして作られるのかなあとも思います。作られたら当然速攻で観る。 

Happy Valley 

Happy Valley (2014 and 2016)

  • starring: Sarah Lancashire, Siobhan Finneran, James Norton, Steve Pemberton and Kevin Doyle
  • written and created by: Sally Wainwright
  • on Amazon Prime Video
 

 

SS-GB

SS-GB

SS-GB (2017 BBC TV mini-series)

カギ十字の旗が掲げられた敗戦ムードが漂う灰色のロンドンを舞台に繰り広げられる「大英帝国第二次世界大戦に敗戦しナツスドイツの統治下になっていたら?」と言う想定*1 のSF。

主人公の刑事アーチャー(「高慢と偏見とゾンビ」のダーシー役のサム・ライリー)の元で働く新米警官が「ダンケルク」やらで活躍するAneurin Barnard で、思ったよりちょい役(物語的には鍵となる人物だけど)だったので意外だったけど、そんな若手は勿論、ジェイムス・コズモやらジェイソン・フレミングやら脇にも実力派の俳優が勢揃い。ほぇぇと思ったのが、ドイツから「ブルーム・オブ・イェスタデー」のトトであるLars Eidingerが参加。水色のガラスの様に透き通る目が印象的でした。などと、知った振りで書いているけど、実はシリーズ中「なんかこの人観た事あるんだよなあ」とずっと思っていて、Lars Eidingerの綴りもぼんやりと覚えていたのだけどに、結びつけたのは最終回。髪型もナチスカットだったし(トト役はぼさぼさ)ナチス制服だし(トト役はぼさぼさ)あまりにイメージが異なる役だったので、最終回だけでも気付けただけ良い事にしよう。

 

 

第5話 戒厳令

SS-GB (2017 BBC TV mini-series)

  • starring: Sam Riley, Aneurin Barnard, Jason Flemying and Lars Eidinger
  • based on the novel by: Len Deighton
 

 

*1:スティーヴ・クーガンアラン・カーのインタビュー番組で「英国民は何故かD-Day(ノルマンディ上陸作戦)よりもダンケルクを好む傾向にある」と言っていたのが、イギリスは世界に誇れる華麗なる歴史があると思っている日本人である私には不思議で印象的だったのですが、このドラマはそんな自虐的思想の究極であるとも言って良い

The Irishman

The Irishman

The Irishman (Netflix 2019)

映画館で開催されたNetflix映画月間でやっていたので観たのだけど、客層が全くいつもと異なってNetflixに加入していないと思われる年齢層高い男性中心の満席で、流石スコセッシ監督+デニーロパチーノペシetc. だなあと思いました。古きスコセッシ常連から新たな(と言っても知ってるのはHBOドラマシリーズのボードウォークエンパイア組だけど)常連まで豪華な顔ぶれ、話は何もそんな事で殺さなくてもいいじゃない…と思う感じもバリバリなのですが、画面が終始大変重厚でした。刑務所でサンデー食ったりワイン飲んだり美味そうな硬いパンを(歯が悪いからもうそんなパンは硬過ぎて食えないだとかあーだこーだ喋りながら)食って普通に生活してる奴らを観ながらこいつらは服役する意味が全く無いですわね…と思いました。

しかしぎっしりどっしり重量感が漂うこの映画を、幅と間隔も狭く商業ビルの一階半分を映画館にした所なので高低もほとんどついていない椅子で(普段は全くそれで文句は無いけど)しかも男性が多い状態での満員と言う事で、ほとんど身動きが取れない状況で3時間半座っていると言うのはかなりきついなあと正直思いました。

 

theatre

全く関係無いのだけど、Netflixの映画2本映画館で観たけどどちらも最初の「Netflix Presents」の部分でわざわざ「Netflix プレゼンツ」と字幕がついていたのは加入を密かに促してるからなんでしょうか?普通にNetflix上で観てもこの字幕がついてるもんなのか、他の映画ではこんなのに字幕ついてた事が未だかつて無いのでちょっと引っかかりました。

 

The King

The King

The King (Netflix 2019)

秋頃から映画館にこの映画の美しいポスターが貼ってあって(最初うつむいてるのでキリアン・マーフィーかと思ってたんだけど、今ハリウッドで大人気のティモシ〜シャラメでした。)公開したら観に行こうと思ってたらNetflix映画を公開する月間での一週間限定、しかも一日1回上映で時間もかなり悲惨、およよとなりつつ、機会を逃すと観られないと思い、一念発起して観に行きました。

しかしポスター観てただけで、実際内容に対する前知識は一切無くシェイクスピアの戯曲が元になっているのも映画観ながらあれ?確かフォルスタッフってシャイクスピアに出て来んかった?…と思ってようやく気付いた位でしたが、しかしポスターからの想像通り(イギリス中世+甲冑)天国でウハウハでした。戦闘シーン等は完全に目の保養ですし、ハル王子→国王の華麗なる服の変遷にもうっとりです。

しかしこの甲冑ちゅーものは見た目滅茶苦茶カックィ〜んですけど、何とも動き難い上に、弓矢で簡単に一瞬で殺され、機能性が悪過ぎな気がします。現代では誰も着ていないのも納得。

お馬さんの甲冑も滅茶苦茶カックィ〜んですけど、これ、お馬さんにしたら別に身を守る必要も無く、映画だとも判らずに着けさせられていて可哀想だなと思いました。

あと、ちょっとオチが吉本新喜劇みたいで可笑しかったです。

 

 

The Knick

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The Knick (Cinemax Drama Series, 2014 & 2015)

1900年とその翌年のニューヨークを舞台に繰り広げられる医療ドラマ。

スティーブン・ソダーバーグ作品は映画を何本か観た事があって、どれもちょっと苦手…なのでなんとなく避けていたのですが、*1ドラマシリーズはとても面白かったです。初回、ニューヨークの街をクレアリー(「This is US」のトビーことクリス・サリヴァン!)手巻きのサイレンを鳴らしながら馬車の救急車が走るシーンで早速「わあ!」と胸がキュンキュンしました(しかしシーズン2からクレアリーが購入した自動車*2にとって変わり残念…)!内臓やら血も生々し過ぎてグロさも満載、だけど私にとっては完全に胸キュンドラマです!

タイトル云々に使われているHelvetica condenced rounded みたいなタイプフェイスの使用はなんとなく物語や時代のイメージにそぐわない気がしないでも無いのですがその他は何もかも完璧。特に全体に冷たい印象を与える褪せた色に優しい暖かい光を入れたりだとかチャイナタウンの怪しく強烈な赤だとかの色彩効果と奇怪な音楽も物語も大変合っていて絶妙です。

タイミング良くNHKプレミアムで放送されていた「Chicago Med 2」と同時進行で観ていたので、2016年最新医療技術と当時1900年当時の「最新」医療技術の違いがもの凄く、現代医療のすべてはここから始まったんだ!とワクワクしました。血液型の仕組みもよく判っておらず輸血も上手く行かず手術台で患者が死んでしまったり*3、Chicago Med では病院のベッドに横たわりながら撮影すると一瞬でモニターに表示されるレントゲンも当時のニューヨークでは病院に紹介されたばかりだったり。

公開シアターにて行われる手術シーンは講義も兼ねており興味深いけれど内臓とかバンバン出て来るし血まみれにもなるし電気の供給も覚束なかった当時ならではの今では考えられないアクシデントも発生したりと、ヘタなホラーなんかより映像的にきついものがあるかも知れませんし、当時の人種や階級その他の差別や社会問題も綺麗事無しに真っ正面から描かれており、現代では思ってても誰も口には絶対しない様な事も平気で口にされたり許されている*4場面にも顔がひんまがりそうになる位の嫌悪感を覚えましたので、万人向けのドラマでは無い事は確かです。

シリーズの主人公は矢張りドクター・サッカリーになるのだろうけど、私的にとって一番主要な人物はむしろ、裕福な資産家の使用人の息子からその家庭の援助により医師になりパリで研鑽を積み、再び資産家の経営するニューヨークのニッカーボッカー病院に戻って来た Dr. アルジャノン・エドワーズ。病院の地下室にこっそり正規には診察出来ない有色人種の診療室を設け夜に診察から簡単な手術まで試みたり、同僚医師や患者からの色々な差別にも毅然とした態度で真っ向から立ち向かう彼にも、完璧な善人ではなく実はダークな裏面がある、と言う人物設定が大変魅力的です。

放送後にCinemaxから公式にシーズン2をもって終了が伝えられたらしいのですが、最愛の人を亡くし我を失ってしまった最終回のドクター・サッカリーはもう観るに耐えないですしクレアリーとシスター・ハリエットは胸キュンキュンの大団円で、ある程度物語は終結しているのでシーズン2で終わりなのも納得なのですが、アルジャノン他のキャラクターの今後の気になる部分もあったり、医療や差別問題に留まらず当時のニューヨークトリヴィアも満載だったのも大変興味深かったので、シーズン2の打ち切りはちょっと惜しいなあと思います。

当時の普通の格好なのだろうけどドクター・サッカリークライヴ・オーウェン)がチャップリンみたいだなと2シーズンずっと思い続けました。

The knick

The Knick Season 1&2 (2014&2015)
The Knick (字幕版)

Starring Clive Owen as Dr. John Thackery,
André Holland as Dr. Algernon Edwards and Chris Sullivan as Tom Cleary
Directed by Steven Soderbergh

 

 

*1:気付かずに観た初回のエンドクレジットで彼の名前がばばんと出てきた時にえ、そうだったの…とびっくりした。

*2:ガソリンで動く自動車はそういうのがこれから主流になると話に出て来るだけで、当時は逆に電気の自動車。当然ポンコツだけど…

*3:私は血液型で人の性格を決めてかかって来る人が苦手なのですが(しかも「あなたって何型でしょう!」と決めてかかってきた奴全員私の血液型を当てた人等いない)このドラマを観る前にも聞かれ非情に不快な思いをした経験も蘇り、今回のドラマで血液型も多くの犠牲があってようやく判明した区別であり安易にそんなもので性格診断等するものではないと改めて思いました。輸血以外の目的で血液型を安易に聞く風習、更に血液型に限らず軽々しく人の性格を型にはめたがる行為は辞めて欲しいです。

*4:公ではいけない事だとはなってきてはいるとは言え、決してそうした差別や偏見が100年以上だった今なお、完全になくなっている訳では無い事も事実です。

The Founder

the Founder

映画を見始めた頃、何かにつけ出て来るムカつく事しかしない登場人物にイライラしたり心の底から腹を立てたりしていたものですが、話自体に大してあまり過剰な思い入れをしなくなった為か冷めた目で観る様になったせいかただ単に加齢によるものか判りませんがあまりそう言う感情も抱かなくなったのですが、この映画の主人公には観ている間中本当にマジ切れでキーキーなり舌打ちも何度もしました。クロック(マイケル・キートン)のずる賢さを強調する為か、仕事の相手や他人に冷酷で容赦無い強欲の塊でも実は家族には優しいとかならまだ救いもあるものの、仕事が上手く行っていなかった時からずっと陰で支えてくれていた妻をさっさと捨て(しかし何故かまったく同情出来ないのがローラ・ダーン)ビジネスをもちかけた相手(パトリック・ウィルソン)の妻に乗り換えると言う性根の腐り切った男として描かれており、対照的にマクドナルド兄弟が、簡単に騙されるのも無理は無いと思える程にお話好きの優しいお兄さんと逆に商才があってアイデアマン、賢く実直で兄思いの弟君と言うあまりに良い人達で、クロックに良い様に振り回されるこの兄弟が可哀想で可哀想でならず*1、倒れたマックを見舞う振りして、病院にのこのこ手切金とも言える小切手入り花瓶を持って来た時には、まじで画面に向かってぶち切れるか*2と思いました。

しかもこんな物語や登場人物であってもフィクションなら良いのですがまぎれも無い実話であり、クロック本人が実際何の罪にも問われず私生活で下降線を辿るなんて事も無く億万長者のまま死んだと言う史実は何とも後味も大変悪く、観終わった今なおギリギリギリギリします。

マクドナルズ不買運動を!声高に呼びかけたい所ですが、もうクロックは好き勝手に生き死んでおりこの世に居ない訳ですし、20年以上の長きに渡り私一人買わない(この映画に対する反応の不買運動では無くただ単に以前からマクドナルズには常に良いイメージが無く買わないだけですが)所でマクドナルズの経営になぞ何にも響いていないのですから意味の無い事で、何とも世の中は不公平に出来ているな、と思います。

しかし、このクロックなる男がやってのけた良くも悪くも「功績」が無ければ、今や自宅の徒歩距離にすらマクドナルズは確実に無いどころか「ファストフード店」を呼ばれる形態の店もこの世に無いのかも知れず(似た様な感じの物を提供するチェーン展開の店は展開しているとは思うけど、弟Dickの編み出した効率的システムを利用した世界的規模大企業は存在していないはず)今目にしている日常の風景図はかなり異なった物になっているのかも知れない、それもこれもマクドナルド兄弟がミルクシェイクマシーンを注文しなかったらクロックに会う事も無かった無かった訳で、そう考えればこの出会いは現代経済史社会史を変える事になる程の運命であり、この出会いによって世界中の人*3 から愛される店にまで成長する事となったファストフード店には結局クロックの名前ではなく自分達の名前が残る事となった訳でもあり、クロックのした事は許され難いとは言え少なくとも自分達で編み出したアイデアは今や世界中で生き続けている、と言う点は、果たしてマクドナルド兄弟にとって全面的に不幸だったのだろうか、等と、考えるとまた大変モヤモヤしてしまいます。

書いて来てなんかよく判らなくなってきました。

クロック憎けりゃマクドナルズまで憎い。

でもマクドナルド兄弟は憎く無い。

と言った感じです。

The Founder

The Founder (2016)
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ (字幕版)

Starring Michael Keaton as businessman Ray Kroc,
John Carrol Lynch as Mac McDonald & Nick Offerman as Dick McDonald
Directed by John Lee Hancock and written by Robert Siegel

 

 

*1:マクドナルド兄弟の兄を演じたのが、アメリカのドラマと映画には欠かせない俳優(そして映画「LUCKY」の監督である!と言う事をこの映画のエンドクレジットで「まじで!!」と吃驚する事になるのである。)(しかしエンドクレジット観ても弟君の方かな、等と思っているのだが…)John Carrol Lynch で漂う良い人感が凄く、それだけで泣けて来る。

*2:実際舌打ちしながら汚いお言葉を発したと思います

*3:私の様なごく一部の人から嫌われているのを除けば

Lucky

Lucky

これぞ老いの理想郷!長年の繰り返しを経て自分のペースに合った習慣が出来あがっていて、それに従って過ごす毎日。単調ではあるけれどすべてが穏やかで、そこそこに楽しい事もあったり腹の立つ事もあったり、気が合うのか合わないのかよく判らないけど仲間も居て、独りでもこんな老後なら素敵だなと思ってしまう。現実的には難しいだろうけれど。

主演俳優の事は、ワオワオを辞める間際、新作放送の前に放送されていた「ツイン・ピークス」(1990) で知った程度。20年の時を経て新作にも出演していたけど放送開始された前後のタイミングで、彼が亡くなった事も知った様に思う。*1

この様な役に正にふさわしい俳優が見つかる ( プラスDavid Lynchなんて珍妙な人にも出演して貰える)のは監督にとってもとても幸運な事だと思うし、 俳優人生の最期にこの様な作品に出会えるのは俳優冥利に尽きるのでは無いかと思う。

一番お気に入りの場面は最初の方てくてく歩いている主人公が、どこやらで突然立ち止まりくるりと振り向き何やら物騒な言葉を投げかける所。その行動が唐突で「ん?」となるんだけどそれが終盤で「ああ、そう言う事か」となる。更に、いきつけのバーでの「ルーズベルト大統領」に関する何ともおかしな友人同士の噛み合ない会話。会話が最初全然成立してなくて観ている方も「んん?」となるんだけど、事情が判ると「ああ、それなら判るわ」と滅茶苦茶一瞬で納得がいくと言う仕掛け。このゆったりとした映画の時間はあくまでお爺さんのペースで流れているんだな、と思う。

監督であるJohn Carrol Lynchは、Carrolと言うから女性(その前のジョンについては脳味噌が完全に無視している)で、David Lynchが出ていたので(Lynch性だし)David Lynchのお嬢さんかとかすら思ってたけど、実はアメリカのドラマや映画では常連のおじさん(!)だった、と言う驚愕の事実は、続けて観た映画 *2 のクレジットで知る事となり「うっそーーーん!」とムンクの叫びポーズでおったまげる事になるのだが、これを鑑賞時にはまだその事を知らない。*3

続けて監督の出演映画を見た事により、監督の顔がはっきりと明確になり、おかげで常連なのに名前を知らない俳優の名前も覚える事になり、更にその事により、ますますいかにも監督が撮りそうな映画だなあと納得出来て、偶然の事とは言え、とても良かったです。

 

ラッキー(字幕版)

LUCKY (2017)
ラッキー(字幕版)

Starring Harry Dean Stanton
also starring David Lynch
Directed by John Carrol Lynch

 

 

*1:ツイン・ピークスの新作は5、6話でワオワオ契約が終了してしまって結局途中のままになっているけど、そこそこの訳の判らなさが面白かった。今後も最終回まで観る機会は多分無いだろうなと思うけど、まあ1990年版も最後意味不明な終わり方になってたので、物語の結末に関しては別にそこまで気にしていない。

*2:The Founder

*3:この John Carrol Lynch の素顔は観た事があり、ドラマのまんまの良い人が全面に漂う気さくなアメリカのおじさんと言う印象だった。その番組は1シーズンだけ何故かFOXチャンネルで放送されたゾンビドラマ「The Walking Dead 」を観た後に色々ゲストを呼んであれやこれや今見たエピソードに関して話合うと言う楽しいトーク番組「The Talking Dead 」(アメリカでは現在も放送中)(これが本編より面白くて本編はテキトーに見てこのトークショーを大笑いして盛り上がって観ると言う楽しみ方をしていた。)(番組中に司会のクリスクリプチャック(←適当な嘘)氏がまさか「The Talking Dead 」の方が「The Walking Dead 」より好きで観てる人なんていないよね!もしそんな人居たら全然意味不明だし!」とコメントしていたのだが、「ここにいるよ〜!」と画面に向かって言いながら観ていた珍妙な視聴者だった。)(大概ドラマのレギュラーの人とかゲストの人が呼ばれていたのだけど、そのシーズンには何故か映画の宣伝があったのかドラマには一切出ていないポールベタニーやチャック(ザッカリー・リーヴァイ)なんかもゲストで出演していた)(とても楽しかったのにFOXチャンネルは1シーズンしか放送しなかったのでとても残念だけど、もうCSは観られないので今さら放送されても困るので別にもう良い。(ドラマの方は一応アマゾンプライムで引き続き鑑賞しているが、この場面のこの台詞、「The Talking Dead」で絶対話題になってるんだろな〜とか思いながら観てる)で、モーガンのMentor役で出演した直後にゲストで呼ばれていて司会のクリスクリプチャック(←テキトーな嘘)氏から「何にでも出てますよね!」って言われて、満面の笑顔で「全部出たい!」って言ってたのが印象的だったので覚えている(のに名前は覚えていなかったのだ)。